【月別特集】2023年総括

2023年も残り1か月。今年も、Lookシリーズの月別特集をお読み頂きまして、有難うございました。

今年のLookシリーズは、弊社のTeamsアプリノウハウが集結された「ScheduleLook for Microsoft Teams」もリリースでき、お客様に喜んで頂ける報告が多い1年だったと思っております。
今回は、2023年の締めくくりにふさわしい、Lookシリーズの新製品や機能拡張の出来事を特集します。

2023年のLookシリーズのLookBack

LogLook+
レポートアクセス制御機能追加

『LogLook＋』は、Microsoft 365それぞれの機能から取得できるログを自動収集、保管、レポート化し、監査ログ保持や利用状況把握に活用可能な製品です。
2023年１月は、LogLook＋をより使いやすくするための機能拡張が行われました。その一例をご紹介します。

【追加機能】アクセスコントロール

ご利用者様のご要望の多かった、アクセス制御機能を追加しました。各レポート単位や検索機能で、アクセス可能なユーザー / グループを設定できる機能です。
「SharePoint管理者には、SharePointレポートのみを参照させる」など、権限を細分化することで、よりログを活用頂けます。

【追加機能】Microsoft 365 Defender インシデントログ収集

インシデントログでは、メール、ID、デバイス、アプリケーション全体の活動から検出された脅威等を確認することができます。
危険なサインインや、通常と異なるファイルアクセスなどの異常も検知できることで、セキュリティインシデントの早期発見に役立ちます。

TeamFactory
3つ目の機能「BUNSEKI」リリース

Microsoft Teams 管理製品群「TeamFactory」の、3つ目の機能 「BUNSEKI」 がリリースされました。
SHIWAKE（仕分け）/ SHINSEI（申請）に続き、3機能が揃い、TeamFactoryフル機能でご提供できるようになりました。

BUNSEKIは、Teamsチームの利用状況/活動状況の可視化し、チーム毎の状況を把握することができる機能です。Teamsチームの操作に関わる監査ログの収集を行い、各項目ごとに絞り込みをして、利用状況を把握することができます。

『TeamFactory』を利用することで、チームの作成から、チーム設定編集/メンバー追加・可視化・棚卸までも自動化することが可能となり、Teams のチームに関する処理を、一貫して行うことができるようになります。

2つのアワードを受賞

Lookシリーズ製品は、2023年6月に2つの賞を受賞しました。

TeamFactory
機能アップデート　管理項目の追加

2023年9月、TeamFactoryは利用者様の声にお応えし、機能の追加を行いました。
TeamFactoryを使ったTeamsチーム管理を、より柔軟に行えるようになる機能追加です。

■共通
トップページ編集機能の実装管理者が設定した内容を、TeamFactoryのトップページに表示させることができます。周知したい内容、Teamsの利用方法に関する注意など、管理者により表示内容を設定可能です。

■SHINSEI（申請）
・チーム申請の差戻し機能
・ストレージ上限変更申請画面の改善 ・チーム申請のテンプレートを追加

■SHIWAKE
・削除、アーカイブ完了時の通知を追加
・通知メール編集機能の実装

Teams対応　予定共有アプリ完全版
新しいScheduleLook

Teams上で利用できる予定管理ツール「ScheduleLook for Microsoft Teams」をリリースしました。

ScheduleLookは、組織内のメンバーと、Teams上での予定共有を実現するアプリケーションです。メンバー同士で予定を共有し、空き時間確認から予定調整・予定作成/変更・Teams会議実施まで、すべての操作をTeams上で完結することができます。

LogLook+
収集対象ログ・レポートの追加

2023年11月、LogLook＋の収集・可視化できるログが追加されました。このログの追加により組織内メンバーの活動状況を、もっと詳細に把握できるようになりました。

■追加されたログ：User Inventoryログ

■取得される情報(一例)
・組織内のユーザー・ゲスト数の把握
・ユーザー単位での最終活動状況の把握
・ユーザー単位での割り当てライセンスの把握
・ユーザー、グループの追加・削除を実施したユーザーの検出 ・一定期間サインインのないユーザー・ゲストの検出

今回の特集では、Lookシリーズの2023年でのリリース情報を紹介しました。
2024年も、Microsoft 365/Microsoft Teamsのかゆいところに手が届く製品の提供、そしてAI分野にもチャレンジをしてまいります。引き続き、よろしくお願い致します。