【月別特集】働き方に合わせたログ管理製品の使い方

Microsoft 365のかゆいところに手が届くITツールを揃えている「Lookシリーズ」
Lookシリーズは、様々な観点から日々の業務効率化をサポートします。本ページでは、今使える！Lookシリーズ製品のご案内をしてまいります。

9月のおすすめPickUp

テレワークやハイブリッドワーク、フレックス制など、働き方が多様化されてきました。
就業場所を問わず、自由に働けるようになった中、こんな不安はありませんか？
「不審なログインは無いか？」
「社外ユーザーとのファイル共有の管理はできているか？」
「社員のサービス残業、不就労はないかな？」
今月は、そういった毎日の”働く”に関わる不安を解決できるログソリューション「LogLook＋」の機能を特集します。

LogLook+について

LogLook+は、Microsoft 365（Office 365）各機能のログを収集し、レポート化まで自動で出来る統合ログ管理ツールです。Microsoft 365の標準機能にアドオンし、ログ管理機能を強化します。

LogLook+では、順次機能強化が実施されております。ここでは、直近で強化された機能の紹介と活用した例をご紹介していきます。

直近の追加機能について

1)収集するログの拡大、レポートの追加

セキュリティ対策に使えるログの収集・レポートの追加、効果測定等に利用できるレポートの追加を行いました。

収集拡大したログ
・Microsoft 365 Defender インシデントログ
・Office 認証ログの追加

追加されたレポート
・SharePoint ページビューレポート
・OneDrive 共有レポート

レポート画面(例）
Microsoft 365 Defender インシデントログレポート
インシデントログでは、メール、ID、デバイス、アプリケーション全体の活動から検出された脅威等を確認することができます。

2)ログ検索機能の追加

従来提供をしている、監査ログ・メールログの検索に加え、ログ検索機能に「AzureADサインログ検索機能」が追加されました。
検索結果は最大5,000件まで表示、該当ログの詳細も確認ができます。CSV出力も可能です。

3)アクセスコントロールで、部署単位での利用も

LogLook+のレポート画面は、主にIT全体管理者が利用されるよう権限付与を行っていましたが、お客様よりご要望の多かった機能レベル（レポート単位）でのアクセス制御機能を追加しました。
検索機能や各レポート単位でアクセス可能なユーザーまたはグループを設定することが可能となります。必要な箇所に、必要なアクセス制御をかけられるので、より柔軟に、より安全に活用頂けます。

部門毎のログレポート活用例

アクセスコントロール機能の追加により、レポートごとにアクセス制御をし、必要な部門が必要な情報のみを確認できるようになりました。権限発行を行うことで、安全にログの利活用を進めることができます。
部署毎の利活用例をご紹介してまいります。

情報システム部の場合「契約ライセンスの見直し」に活用

利用レポート（例）：Microsoft 365 利用状況レポート

契約をしているMicrosoft 365 ライセンスが適正かどうなのか、確認・見直しをしたいという時は、Microsoft 365 利用状況レポートを活用できます。
各ライセンスの利用状況、各機能の利用しているユーザー数が把握できるので、契約ライセンス数やプランが適正かどうかを見直す材料として使えます。
タブを切り替えることで、各機能ごとの詳細情報(ユーザー毎・部署毎の利用状況等)も確認が可能です。

情報システム部　
社内のセキュリティチェックに活用

利用レポート（例）：OneDrive監査ログレポート

OneDriveでのファイル共有の可視化を行うことができます。共有リンクの種類、ユーザー毎の操作、ファイル別の操作での絞り込みも可能です。
リンクを持つすべてのユーザーが認証なしでアクセスができる「匿名共有リンク」の作成の確認や、誰がどのファイル(またはフォルダ、サイト)に関しどんな操作を行ったかを確認することで、セキュリティリスクのチェックを行うことができます。

人事部
「サービス残業の確認」に活用

利用レポート（例）：Microsoft 365送信メールログレポート

各種レポートにて、時間外の業務を確認することができます。送信メールログレポートからは、業務時間外のみに絞ったメール送信履歴が分かります。時間外業務が多いユーザー・部署のランキングも表示されます。
送信メールログレポート以外にも、「Microsoft 365 予定表ログレポート」や「Teams通話ログレポート」などからも時間外操作を確認が可能です。

情報システム部
データの不正持ち出し・情報漏洩の対策

利用機能：メールログ検索機能

“ログ検索機能” により、データの不正持ち出しや情報漏洩など、セキュリティリスクにかかわる操作の確認を行うことができます。例として、情報漏洩の対策を行う際には、メールログの定期的な検索が有効です。送受信者・件名・添付ファイルの種類等の項目からメールログの検索を行えます。
「社外秘」「機密」などのファイル名を添付してのメール送信はないか、万が一該当のメールが送受信されていた際は誰が誰に向けて行ったものかの詳細を確認ができます。